お知らせ

<今月の健康メモ>

<生活習慣病を見直してみましょう>

秋は季節の変わり目で、生活習慣病の患者様にとっても食事や運動習慣の見直しに適した時期です。健康管理をして秋を十分に満喫してください。

1.秋の食事

秋は「実りの季節」と呼ばれ、栄養豊富な旬の食材が手に入りやすい時期です。生活習慣病の改善に役立つ食材を中心に紹介します。

a.秋の旬の野菜・果物

・カボチャ:ビタミンAやカロテンが豊富で、免疫力向上や目の健康に役立ちます。

・サツマイモ:食物繊維が豊富で腸内環境を整え、血糖値のコントロールにも効果的。

・梨:水分が多く、消化を助ける効果があります。食後のデザートに取り入れてみましょう。

・きのこ類:低カロリーで食物繊維が豊富。免疫力向上にも役立つとされています。

b.タンパク資源

・魚(サンマやサケ):EPAやDHAなどの良質な脂質を含み、動脈硬化の予防に役立ちます。

・鶏肉:低脂肪、高タンパクなため血糖値やコレステロールのコントロールに優れています。

c.調理方法の工夫

・低塩、低脂肪の調理を心がけましょう。塩分や脂肪分を控え、素材そのものの味を活かす調理法(蒸す、焼く、茹でる)がおすすめです。

・スープや鍋料理:温かいスープや鍋は秋に適しており、野菜をたっぷり摂取できると同時に、体を温めて代謝を促進します。

2.運動

秋は気温が穏やかで運動を始めるのに適した季節です。生活習慣病の患者に推奨できる運動は

無理なく続けられるものを選ぶことが大切です。

a.ウォーキング

・秋は自然が美しいため、景色を楽しみながらウォーキングを行うのが最適です。

30分~1時間を目安に週3~5回の頻度で行うと効果的です。

・公園や紅葉スポットを散策することでリフレッシュしながらの運動ができます。

b.軽い筋力トレーニング

・体幹や下半身を鍛えるトレーニングは代謝を促進し、生活習慣病の予防に効果的です。

スクワットや腹筋、軽いダンベルを使用したトレーニングがおすすめです。

c.ストレッチ

・朝晩の気温差が大きい秋は筋肉が冷えやすいため、運動の前後にはストレッチを十分に行いましょう。血行を促進し、関節の柔軟性を高める効果があります。

3.生活習慣

・睡眠の質を高める:秋は日が短くなるため、睡眠をしっかり確保することが大切です。

生活習慣病のリスクを減らすためにも、規則正しい生活を心がけましょう。

・腸内環境を整える:乾燥が進む季節に備えて湿度管理を行い、快適な空気環境を作ることも重要です。